04月29日付 朝日新聞の報道「脱線事故現場に弔問相次ぐ 遺族や犠牲者悼む市民ら」へのコメント:

月曜日の朝、地元の電車が遅れていて
あやうく遅刻しそうになりました。
原因はひとつ前の駅付近での人身事故。
月曜日は事故が多いよなぁと思いながら研修に向かいました。

研修が終って
研修先から会社に寄る用事があって
同期とタクシーに乗りました。
そこで朝の遅延の話をしていたところ
運転士さんが、「大阪すごいよねぇ」と言いました。
大阪でも人身事故があったのかな?と思ったら
死者が40人とのこと。
テレビをつけてニュースを見せてくれました。
小さくてよく見えなかったけれど
建物に電車が突っ込んでいる様子が見え、
あきらかに大事故の様相を呈していました。

その日は帰ってすぐ寝てしまったので
事故の詳しい様子を知ったのは次の日の朝のニュースを見たときでした。
だれかが阪神大震災以来の衝撃だって書いていたけど
ほんとにその通りです。
ドラゴンヘッドのトンネルに押しつぶされた新幹線を
そのまま再現しているかのようでした。

ニュースを聞くたびに泣きたくなります。
現場の絶望感が現実味をもって伝わってきました。

今日もまた列車事故のニュースが大々的に取り上げられていました。
でもそのニュースでは、事故についての詳細な情報だけでなく
周囲の民間の人びとの積極的な救助活動も伝えていました。
工場を休業にして救助道具を抱えて全員で救助に向かう人たち、
工具を片手にレスキュー隊に混じって救助をする人、
救急車の代わりに大型トラックを出して負傷者を搬送する人、
救助された人を懸命に介護する人たち。

インタビューに答えた人の一人が
阪神大震災で周りの人にお世話になったからという思いが
強いのでは、と話していました。

ほんとにそうだと思います。
民間の人が救助に加わっているのが不思議に見えました。
東京ではありえない光景なんだと思います。
そういえばあの震災は兵庫だったんだ…とその時思い出しました。

何度も何度も悲しい事故に見舞われるけど
兵庫の人たちはそれをなんとか乗り越えて
次に繋げています。
その健気な姿勢をJR西日本の幹部の方々には
本当に理解してほしいと思います。

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